コロナ禍である今、フトゥーロ冬の恒例イベント「フトゥーロフェスティバル」は、「ミニフェスティバル」という新しい形で、曜日ごとに規模を小さくして実施しました(例年のフェスティバルについては2019年の記事をご覧ください)。
今年のミニフェスティバルの1つについてご報告します。
2021年12月中旬の某日、毎週同じ曜日の同じ時間帯に活動している1年生グループ、2年生グループ、3・4年生グループの3つのグループが合同でミニフェスティバルを行いました。
各グループで、秋ごろから12月の開催日までの間、どんなゲーム屋さんにするか、楽しんでもらうためにゲームのルールはどうするかなどを相談したり、お店で使う材料や備品作成などの作業に取り組んできました。
また、お客さんが来た時の声のかけ方はどうするか、お店番をやるときの目標などについてもそれぞれのお子さんが、担当スタッフと考えてきました。
いざ当日。密を避けるため、時間帯を区切りながら、お店を回っていきます。
3,4年生のグループのお店は「まと当てやさん」。左のおばけの帽子にボールを当てると、右のように変化するのでした。どんなふうに変わるのかな、とあてるのが楽しみでした。
1年生グループのお店は「フリスビーやさん」。的になるおばけたちを1年生グループのみんながたくさん作ってくれました。高低差があり、当てるのにも一苦労。でも、当たった時の喜びは格別でした。
子どもたちは、お客さんとお店番両方を体験します。お店番の時、いつものお友達との練習では、難なく言えていた台詞も初めて会う上級生、下級生、だととても緊張したようです。「ああ、ドキドキするなぁ」という声も聞こえました。でもミニフェスティバルが終わると、「楽しかった!」という感想が聞かれました。
お店当番ではセリフシートも活用しながら、行いました。
以前と同じ形(10くらいのグループや、その親御さんたちが一斉に集まる)でのフトゥーロフェスティバルはまだ難しいと思いますが、新しい形でも、ここまで準備や相談ができたことはよい経験になったことと思います。来年も楽しみです。