2022年8月22日から3日間、小学生を対象とした学習サマースクールとスタディ&ソーシャルサマースクールを今年もおこないました。今回はそのうちのスタディ&ソーシャルサマースクールについて紹介します。
スタディ&ソーシャルサマースクールでは、小学1~3年生まで、8人の子どもたちが5つのスタディスキルを学び実践しました。今年みんなと練習したスタディスキルは「聞き取り」「(気持ちや行動の)コントロール」「かたづけ」「工作」「話し方」の5つでした。どれも普段の学校で重要なスキルです。
それぞれのスキルの「コツ」をクイズ形式で確認してシール1枚、様々な場面でコツを活かして実践(般化)できたらシール1枚。合計シール2枚で名人ビー玉1個ゲットできる仕組みです。
コツをつかんだ後は、先生が話しはじめたら手を止めて先生を見る子どもたちが増えました。うまくできた子にスタッフが「さすが、聞き取り名人」と声をかけます。
かたづけ名人では「使ったものはあったところにしまう」というコツを学んだ後、意識してお道具箱(それぞれのお子さんが家から持ってきた自分のもの)にしまっている様子が見られました。休み期間が終わったら気持ちをコントロールして次の活動に移ることや(コントロール名人)、手順を考えて工作したり(工作名人)、みんなに聞こえる声で宝物の紹介をしたり(話し方名人)・・・実践を通してみんなめでたく5つの名人ビー玉をゲットすることができました。
サマースクールで学んだことを忘れずに、夏休み明けの学校や家庭で引き続きチャレンジする目標を各自が1つ決め、名人の次の段階である「達人」を目指すことを約束して終了しました。
(スタッフ 三島)