12月の日曜日、フトゥーロフェスティバルが行われました。小学生から高校生までの各グループが参加をし、食べ物屋さんやゲーム屋さんなどを出店します。そこで、店員さんとして自分たちのお店で接客をしたり、お客さんとしてほかのお子さんたちのお店をおとずれたりします。
フェスティバル当日に向けて、「お店を何にするか」から始まり、遊び方や小道具を作り、食べ物屋さんでは試作を重ねるなど、グループのメンバーと協力して自分たちのお店を作り上げてきました。
1つのお店をご紹介します。
小学校の高学年グループの「スマートボールや」は、ビー玉を弾き飛ばして何点取れるか挑戦するゲームです。事前準備として、弾き飛ばしたビー玉がボード全体を通るようなコース作り、得点の配置場所、受付など係の台詞などをみんなで相談してきました。
特に、ビー玉を弾き飛ばす発射台作りは難航し、試行錯誤の連続でしたが、普段は飄々としている子がアイディアをたくさん出してくれたりと違った一面を見ることができました。
当日はお客さんが途切れず大繁盛。フェスティバル後は「疲れた」と言っていましたが、みんな晴れやかな表情でした。ルールを相手に合わせてわかりやすく伝えたり、高得点を出したお客さんに「すごいですね!」失敗してしまったお客さんに「がんばってください」と応援したり、自分達で工夫をしていました。
学校でもお子さんがお店番をしたり、買い物ができるような「お祭り」はあるかと思いますが、このフトゥーロフェスティバルでは、保護者の方にも積極的にお客さん役になってもらい(ほかのお子さんのやっているお店でも)、お子さんたちはたくさんの人とのやり取りを経験します。フェスティバルは夏のキャンプと並び、1年間のグループ指導の大切なイベントです。