スタディスキルやソーシャルスキルを小グループで学ぶ3日間です!
フトゥーロでは毎年夏休みに、様々な短期間プログラムを行っています。今回はその中の一つ『スタディスキル&ソーシャルスキルサマー』(3日間)を紹介します。
★スタディスキルと名人石
スタディスキルとは「学習を効果的に進めるために必要なスキル」のことです。フトゥーロのサマースクールでは、特に「聞き方」「話し方」「整理整頓」「段取り」「気持ちや行動のコントロール」の5つのスキルの理解と、それらのスキルが実際に活用できるようになることを目指します。1つのスキルごとに色の異なる『名人石』という記念品が用意されていて、サマースクール最終日には、5つのスタディースキルを習得した証拠として「5個の名人石」をお子さんたちへプレゼントします。子どもたちにとってはとても魅力的なようです!
↑5つのスキルを獲得した証の「5つの名人石」
★5つのスキル その1「話し方」スキル
5つのスキルのうちの1つ「話し方スキル」の指導内容を紹介します。まず、ワークを用いて「話し方スキル」として「どのように話せば、聞いている人に伝わるか」などを学びます。その後、それらのスキルを意識して一人ずつ「宝物発表」を行い、スキルを使って話せたかについて、自分や友達がチェックします。
↑ 「話し方」スキルワークの一部(例年こういったものを使っています)
★ソーシャルスキルを使って遊びやパーティー内容を友だちといっしょに決める
社会性を伸ばす練習としてサマースクールでは、友だちと関わり、相談しながらいろいろなことを決めていきます。指導の前半で獲得したスタディースキル(「聞き方」「話し方」「気持ちのコントロール」)を活かしながら、後半では、友だちと相談してゲームや最終日のパーティの内容を決めます。相談するためには相手の意見を最後まで「聞く」、自分の意見を感情的にならずに「話す」、思い通りにならなくても「気持ちをコントロール」しながら意見をまとめる、などのたくさんのスキルが必要ですが、意識して使うことで「うまくできた」体験を増やすことを目指します。
↑みんなで相談して、デザートに何を作るかも決めます!(イメージ)
★サマースクールが終わってからも意識してスキルを使う練習は続きます!
↑「これからも挑戦すること」(昨年参加されたお子さんのもの)
3日間のサマースクールで獲得したスキルを、夏休みあけの学校や家庭でも使えるように、最終日には「これからも挑戦することシート」に各自が記入します。このシートは、学校の先生やお家の人にチェックしてもらうことで、スキルを使う意識が継続され、やがては無意識に使えるようになることを目指しています。
3日間という短いスケジュールではありますが、フトゥーロのグループ指導のエッセンスがぎゅーーとつまった活動です。ご興味持たれましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。