時間を意識できるようになってきた、お話好きのAくん!
幼児グループに参加しているお子さんの精神的な成長のキラリンを感じた幼児さんのお話をお届けします。
夏休みが終わり、後期の指導が始まった日のことです。夏休みでしばらく会わないうちに、子ども達は真っ黒に日焼けをしていたり、背が伸びていたり。お兄さんお姉さんにまた一歩近づいているのを感じました。
ある日のグループ指導でのことです。天真爛漫なA 君は、いつもたくさんお話をしてくれます。ただ、はじまりの会 などで決められた時間で意見をいう時には、自分の持ち時間以上にお話をするため、先生から「もう時間だよ」と言われることがしばしばありました。
夏休み後一回目の指導の始まりの会で、夏休み中の自分の生活リズムについて説明をする場面がありました。今回もたくさんお話をするのかな?と思っていると、なんと自分から「その話をすると、ちょっと長くなるけどいい?」と切り出したのです。そこでスタッフとどのくらいの時間は話せるかを相談し、聞いているグループのお友達やスタッフに向けて、とても分かりやすく説明をしてくれました。一歩成長したA 君のすてきなキラリンを感じました。
(スタッフ 稲垣 智子)
フトゥーロ通信 2017年2号より