11月に新潟で行われた、日本LD学会、第27回大会に参加してきました。
日本LD学会は、LDやADHDなどの発達障害などのある方への適切な教育や支援についての研究を行っている団体で、特別支援教育士(S.E.N.S)の資格認定などにもかかわっています。今回の大会のテーマは、「発達障害のある子どもたちのインクルーシブ教育システムの構築」というものでした。
今回、鈴木はポスター発表を行い、色々な先生方と意見交換をしてきました。発表内容は、「読み書きに困難さのある子どもへのテストバッテリーによる能力特性の評価~読み書きに関連する能力の評価と学習支援について~」というテーマで行いました。発表にあたり多くの方にご協力いただきました。ありがとうございました!
今回の研究では、WISC-ⅣやKABC-Ⅱだけでは評価しきれない細かな能力特性を評価することで、新たな支援や指導に結び付けられた事例を紹介してきました。特に、視覚認知や読み能力関連する能力については詳細な検査をすることで新たな側面が検出されることがわかりました。いろんな先生方と意見交換する中で、「フトゥーロではこんなにたくさんの検査ができるんですね」と褒めてもいただきました。
専門性の向上と多職種との連携が大切であることを改めて実感しました。今後の支援や指導でも役立てていきたいと思います。
(スタッフ 鈴木)