2019年11月9日、10日と二日間にわたり横浜(パシフィコ横浜)で開催された日本LD学会の大会(毎年開催されており今年は28回目)に参加しました。今年度の大会テーマは『LDの定義を再考する~教育定義の誕生から20年の今こそ』というもので、日本各地からの教育、療育関係者など約3400人(大会HPによる)が集いました。
講演やシンポジウムもたくさん開かれ、どの会場も熱心な参加者でいっぱいでした。読み書き障害への指導・支援、合理的配慮、ICT機器の活用など大会テーマに沿った演題が多く見られました。フトゥーロからは3人のスタッフがポスター発表という形式で日ごろの実践を紹介しました。(安住ゆう子「実行機能の視点を取り入れた小学3年男児の書字指導」、芳賀亮一「共同作業に必要なソーシャルスキル習得支援の試み」、三島節子「定時制高校の実践紹介」)ポスター発表の会場では関心を持って見に来てくれた方々と意見交換をすることができ、発表者でありながらも新たな視点や情報を得ることもたくさんありました。
⇒発表時の様子(安住)
講演、シンポジウム等を通じて新たな課題を見出すこともできましたし、指導や支援の工夫をたくさん得ることもできました。学会で学んだことを参加できなかったスタッフとも共有し、今後の指導や支援に活かしていきたいと考えています。(スタッフ三島)
←今回の大会のイメージイラストです。