4年生の女の子4人のグループで、7月に夏祭りを計画することになりました。グループの長期目標の一つに「グループの中での所属意識を育て、安心して楽しく参加する」というものがあります。これを踏まえて約1か月前から話し合い、準備にかかります。
回を重ねるごとにグループの絆が深まり、どんどん仲よくなっていく4人。最初のころは緊張して発言が少なかったAさんですが、少しずつ自分を主張することができるようになりました。Bさんは相手の気持ちを考えたり、欠席した子のことまで気を配ったりしてくれます。Cさんは積極的にコミュニケーションをとり、意見をまとめてくれます。Dさんは、独創的でユニークなゲームのルールを考えます。
リハーサルの前の会話です。「当日は何を着る?浴衣がいいな!あ、でも浴衣がない子はどうする?ワンピースはどう?いいね!おそろいのTシャツにお店の名前を入れようよ!はっぴとはちまきもお祭りっぽくていいんじゃない?髪型はどうする?」と、こんな具合にもう止まりません。さすが女子ですね(笑)。
当日は準備も万端。小さなお客さんに優しくやり方を教えてあげる姿や、ルールを臨機応変に変更する場面なども見られました。大成功のお祭りを無事に終え、そこには自信と笑顔に満ちた女子力高めの浴衣姿のまばゆいばかりのキラリンさんたちがいました。
(スタッフ 石原)
フトゥーロ通信2023年度2号より再掲