「協力体験・プランニング能力を高めよう 3階から生卵を落としても割れないようにするには?」
3回にわたって行った活動の紹介です。
1回目・・・設計図作り
割れないための仕掛けをまずそれぞれが考え、意見を交換して1つの装置図を仕上げました。次に材料を次回までだれが準備するかの分担もしました。
←それぞれの設計図を見せ合い、意見をまとめています。
2回目・・・装置つくり
各自が持ち寄った材料を使って装置作りがスタートです。この日はいつもの2枠分の長い指導時間でしたが、もちろん時間は限られています。何をいつまでにするかの計画も立ててから始めます。
←材料や作業の分担、タイムスケジュールを決めて取り組みました。
みんなやる気満々でいつになく始めの準備もスムーズです。だれがどれを作るか、どうすると安定するかなどを考えながら、「こっちお願い!」などの役割分担や協力もいい感じで進み、休み時間もいらないという集中ぶり!
←パラシュートのようになるようにビニール袋を広げて張り、衝撃を弱めるためにじゃばらの脚をつけました。
←こちらのチームは蜂の巣状の段ボールで衝撃を吸収、卵サイズにクリアファイルを切り、卵を慎重に入れて綿で覆っています。
最終的に教室内の一番高い机の上から落としてみての仮実験。2チームとも無事に成功。さて本番はいかに?
3回目・・・本番&報告会
事前にお家の人と一緒に結果を予測してきてもらいました。メンバーは失敗すると思っている人もちらほら。そしてドキドキの3階からの投下!さあ結果はいかに?
3階教室の窓から落とします。
←パラシュートが開いた!
道路に落ちた装置をそーっと教室まで運び開封・・・!
どちらのチームも卵は割れずに無事成功しました!
感激の後はお母さんお父さん達に向けての報告会の準備です。報告も「装置の仕組み」「作ってみた感想」「結果報告と理由」等、話す係をそれぞれが分担し、全員がチームメンバーのよかったところもあわせて発表しました。
←それぞれの報告会の発表原稿です。ほかのメンバーのよかったところも自分から思いついて書けました。
興味のある課題を通して
・話し合い
・メンバーに目を向け教え合い協力すること
・計画を立て、修正しながら完成に至ること
等々の経験をすることができました。