過去にフトゥーロの定期指導を利用されていた方々(現在、高校生~20代前半の方のご家族)にご協力いただき、アンケート(144名)やインタビュー(18名)を実施しました。
そのアンケートやインタビューから得られた情報をもとに「特性や診断・障害名の告知の実際」「学校・職場での配慮の実際」「発達特性のある方の自己理解」「ご本人のこれまでの歩みと現在の生活」などについてまとめた一冊です。
発達に特性のあるお子さんのご家族、また、支援に携わる方々、学校関係者の方々等にお読みいただき、家族としてできること、支援者としてできること、学校の中でできることや課題などについて共有したく思います。お役立ていただければ幸いです。
1冊1000円(A5サイズ 全180ページ)お申し込みはコチラ
「第Ⅰ章 特性や診断・障害名の告知の実際」
説明のきっかけやどのように説明したか、具体的内容の紹介、説明後にどんな変化があったか等について。
「第Ⅱ章 学校・職場での配慮の実際」
中学・高校・高校卒業以降のそれぞれの時期に校内でどんな配慮を希望したか・実施したかについて。
「第Ⅲ章 発達特性のある方の自己理解」
発達の特性や診断名別にどのような自己理解が望ましいかについて。
「第Ⅳ章 ご本人のこれまでの歩みと現在の生活」
フトゥーロの指導に参加していたご本人(4名)のインタビュー。
※第Ⅰ章~Ⅲ章には、親御さんのインタビュー(14名)が各章のテーマに合わせて掲載されています。
※「学校での支援ツールの活用」「自己有用感と自己肯定感」「親御さんの心のケアとサポート」「自助グループ」などのコラムも20掲載されています。
この冊子は2019年度に、公益財団法人ヤマト福祉財団より助成を受けて作成しました。