年長さんの「学校スタイル」での指導が始まりました。
幼稚園、保育園の運動会が終わるこの時期、年長さんの指導では就学に向けての練習をはじめます。
椅子に座るだけだった「はじまりの会」は机と椅子を並べて行うようにし、小学校の雰囲気に近づけます。
そして
- 荷物をかばんから出し、お道具箱に入れる一連の準備をスムーズに行うこと
- 配られたプリントは後ろに回すこと
- プリントが出来たら並んで○をもらうこと
- 消しゴムの使い方のコツ
などを段階を踏んで経験していきます。
「かえりの会」ではホワイトボードに書かれた字を連絡帳に写す練習、お当番の一言発表なども行います。お家に帰ったら連絡帳のチェック表を使って、お家の方と一緒に持ち物準備を経験します。
これらを継続し、最終的にはスプリングスクール(詳しくはスプリングスクール紹介をご覧ください。)で総まとめをし、新1年生のイメージを持ってもらいます。
学校スタイルでのこれらの指導は、スタディスキル(集団で学ぶ上の前提条件として必要な共通のスキル)の獲得を目指しています。特に、わからないときや出来ない時には「もう一度言って下さい」「教えて下さい」「伝って下さい」と自分から言えるようなるコミュニケーションスキルの獲得も大きな目標です。すぐにうまくできなくても、すこしずつやっていけばだいじょうぶ!と、子どもたちが思えるよう後期の指導を進めています。
↑ 給食当番の練習をおこなうグループもあります。両手に給食を持って慎重に運んでいます。
↑ トングを使って焼きそばを盛り付けています。
幼児の方向けの定期指導(児童発達支援)は、来年度(2020年度4月スタート)のお申込みを受け付けております。小学校入学に向けて、こういった場が必要なお子さんがいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせください。